「HUG」は避難所の「H」、運営の「U」、ゲームの「G」と、それぞれの用語の頭文字のアルファベットを取って名付けられたものです。
ワークショップの技術を活用し、図面上で行う災害対応のためのトレーニングです。市の職員や小中学校の教員、自主防災会のメンバーなどおよそ40人が参加し、5つの班に分かれて実施しました。
猛烈な雨が降り続け、避難指示が発令されたと想定。参加者たちがマスコミ対応や乳児対応、トイレの処置・対策などを話し合いながら、どのようにすれば効率的な避難所運営ができるのか模擬体験していました。
【八戸市災害対策課 高村勝典課長】
「いつ起こるか分からない災害に対して、平時から考えて備えていくということが大事だと考えております」
八戸市では、2014年度から市内136カ所の避難所のうち年に5カ所程度でHUGを行っています。