県トラック協会の森山慶一会長たちが県庁を訪れ、宮下知事に要望書を手渡し、トラック運送事業者が抱えている厳しい現状を訴えました。
県トラック協会が実施したアンケートによりますと、運転手の人材について、半数以上が「不足している」と回答しました。
運転手が確保できない理由の一つに、賃金の低さが挙げられていますが、燃料費などの高騰で苦境に陥っている事業者が多く、賃金アップも難しい状況だということです。
このような状況を受け、要望書では事業継続に関する助成や若年層をはじめとした人材確保・育成への支援を求めています。
宮下知事は、支援はもちろん、地方創生のために必要不可欠な物流について、持続可能な仕組みを確保していくことが重要だと述べました。
【青森県トラック協会 森山慶一会長】
「真剣に取り組んでいかないと事業が成り立たない、あるいは物が運べないという時代が目の前にきているのではないかと」
「少しでも支援いただければ本当に助かるという言葉も(事業者から)聞きますので、期待をしております」