起訴状などによりますと、十和田市の県立高校教諭 木村千一郎被告(41)は、16歳未満や18歳未満の女性に対し、相手の年齢を知りながら県内のホテルでわいせつな行為をした罪などに問われています。
6日の公判で検察側は、自分の性的欲求を満たすため、被害者の未熟さに乗じて犯行に及んだことは悪質で、被害者の健全な成長に対する悪影響は大きいとして、懲役5年6カ月を求刑しました。
一方、弁護側は、木村被告が取り調べで素直に自白していること、今回の事件を理由に懲戒免職となる見込みがあるほか、妻との離婚といった社会的制裁を受けていることから、執行猶予付きの判決を求めました。判決は、3月4日に言い渡されます。