青森市のスキー場には、8チーム合わせて45人が集まりました。
競技は1チーム6人までで、スコップとスノーダンプを使って雪を掘り進めていきます。雪の深さは2メートル20センチ。地面の土に到達するまでは早くても10分以上はかかる見込みです。
【福代隼士アナウンサー】
「開始からおよそ5分が経ちました。吹雪の中黙々と掘り進めています。人一人が埋まってしまうほどの深い高さまで掘り進めています」
そして、あっという間に…
「おめでとうございます!確認しました!1位デルキャンさんです」
審査員に土を届けるまでわずか9分28秒の好記録!
【1着でゴール チーム「デルキャン」リーダー】
「余裕です!」
「これは経験の差が出てしまいましたね」
1位となったのはメンバー全員が40代と、平均年齢が最も高いチーム!年齢を考慮し、休憩しながら1人ずつ掘り進める戦法が功を奏しました。
その後、次々とゴールしていく一方で大苦戦するチームも…。
(Q.出てくる気配あるかな)「ないです!」
「掘る度に硬くなって、穴が小さくなるのでそれで(雪が)落ちたりするから、それが難しいです。」
「(穴落ちる)はははは!」
残りはこちらの中学生のグループのみに!
【福代隼士アナウンサー】
「掘り始めてから30分以上が経過しています。既に2メートル20センチ以上は掘り進めているんですが、まだ土は出てきません」
見かねた他のチームも手助けし、最後は頭を穴につっこみながら土を拾い上げました。
「おめでとうございます!1番深かった!」
【最下位の男の子】
(Q.どうだった)「疲れました…」
(Q.やっと終わったね)「はい…」
【青森市文化観光振興財団 齋藤永高さん】
「もっと積雪があれば面白くなると思いますので、少雪の問題とかいろいろありますけど、まず雪降ってもらって開催にこぎつければなと思っております」
1位から3位までのチームには、金・銀・銅のスコップが贈呈されました。