今回点検するのは、設置から60年、市内で最も大きい口径2メートル、長さ700メートルの下水道管です。
【坂本佳子アナウンサー】
「きょうの点検は、こちらの自走式カメラを使って行われます。先端にカメラが付いていて、その映像がこちらのモニターに反映される仕組みです」
点検は、直径60センチのマンホールからカメラを入れ、壁面などの映像を確認しながら行われます。
【点検作業の担当者】
「これが管の中の状態となっております。前進お願いします」
19日最初の点検では、水が染み出ていた部分が確認されたものの、土砂を引き込むものではないため、経過観察となりました。
八潮市の事故を受け、国土交通省は、大規模下水道の緊急点検をするよう指示していました。
弘前市に対象となる下水道はありませんが、今回自主的に点検を実施しました。
【弘前市 桜田市長】
「市民の皆さんには見えない場所ではありますが、この見えない場所の安心安全というのは非常に重要です。これからも点検をしながら、随時更新していくというふうに考えています」
今回の緊急点検は、20日まで行われます。