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青森市の「スーパー藤原」が破産申請 23日閉店 マエダに2店舗譲渡

2025.02.21(金) 18:45

85年の歴史に幕を下ろします。青森市のスーパー藤原が、破産申請の準備に入ったことが分かりました。営業する2店舗は、むつ市に本社を置くマエダに事業譲渡され運営されるということです。

東京商工リサーチによりますと、スーパー藤原は1940年に創業。ピーク時の2009年の売上高はおよそ42億円でした。

しかし、人手不足などを理由に2024年6月、栄町本店が閉店。

浪館店と戸山店の2店舗で営業を続けてきましたが、物価高騰などの影響で資金繰りが悪化したことにより、今回の措置を決めました。

負債総額は現在精査中ですが、8億円台と見込まれています。

【近くの住民】
「初めて知りました。このごろね、あまり人入ってない感じだったんですけれども」
「すごくショックですね。ちょっとしたものは、ここで買っていたので…」

【買い物客(親子)】
親「閉店でビックリしましたけど、食事困るね」
子「うん」
親「食品とかを買える場所が(この地域では)少ないので、このまま人が増えてくれれば良いんですけど、引き続きここで買えれば良いなと思っています」

スーパー藤原は、21日をもって、むつ市に本社を置く「マエダ」に運営事業を譲渡しました。

マエダによりますと、浪館店と戸山店の2店舗は23日まで「スーパーふじわら」として営業し、一度閉店した後は「マエダ」の店舗としてオープンする予定だということです。

従業員については面談を行い、希望者は引き続き雇用される見通しです。
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