弘前では23日午前、観測史上最大となる160センチとなり、これまでの最大積雪を12年ぶりに更新しました。
【服部未佳アナウンサー】
「昨晩でまた積雪が増えた青森市。23日は降ったり止んだりを繰り返していて、先程まで晴れていたのですが、急にまた、大粒の雪が激しく降り始めました」
午後4時現在の積雪は、青森で150センチ、弘前で149センチなどとなっています。予想される24時間降雪量は多い所で、津軽と三八上北の山沿い、津軽の平地で40センチとなっていて、青森地方気象台は交通障害などに注意・警戒するよう呼び掛けています。
一方、除雪作業の効率化を目指し、県と青森市が初めて連携して除雪を行いました。
【坂本庸明記者】
「あちらの市道の雪を、県が管理している国道に掃き出して除雪を進めます」
除雪が行われたのは青森市篠田の市道と、県が管理する国道280号が交わる道路です。市道の雪をブルドーザーで掃き出したあと、ダンプトラックに雪を積み排雪します。除雪作業の効率化へ向けて管轄する道路を越えて行うスクラム除雪。1月は国と市で実施しました。県と市が連携したのは今回が初めてです。
【青森市 西市長】
「スピーディーに合理的に除雪作業できることになると思いますので、市民生活に支障がないような状況をさらにつくっていくことができると思います」