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むつ総合病院の新病棟計画を白紙に 想定費用の2倍以上 

2025.03.06(木) 18:30

むつ総合病院の新病棟の整備についてです。むつ市の山本市長は、整備費用が当初の想定の2倍以上に膨らんだことなどを理由に、計画を白紙に戻すことを表明しました。

むつ市の山本市長は6日の会見で、5日付で行う予定だった入札を中止したことを明らかにしました。

むつ総合病院の新病棟建設を巡っては、2022年に基本設計が完了。その当時の事業費は190億円となっていました。しかしその後、建設資材や人件費などの高騰を背景に事業費が膨らみ、改めて積算した結果、現時点での事業費は当初の2.2倍ほどの415億円になるということです。

【むつ市 山本市長】
「むつ総合病院一般病棟につきましては、整備を止めるわけではありません。地域の住民の皆様が、快適で安心して療養できる環境の整備を早期に実現していきたいと思います」

山本市長は今後、現在の新病棟整備計画をいったん白紙に戻し、病棟の規模を縮小した新事業の検討を新年度に行う考えを示しました。
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