起訴状などによりますと、2023年11月、男性教諭は十和田市立三本木中学校の廊下で、当時1年生だった男子生徒の胸や首元を押し、体を壁や窓に押し付ける暴行を加えました。男性教諭は2024年12月、十和田簡易裁判所から罰金10万円の略式命令を受けました。
男子生徒の母親によりますと、男子生徒は事件後、暴行を受けた際のフラッシュバックを起こし、自傷行為やうつ病の症状などでおよそ1カ月入院。現在も不登校の状態が続いているということです。
県教育委員会は2023年12月に事案を把握し、十和田市教育委員会が、2024年4月に口頭での厳重注意を行ったということです。
男子生徒の母親は青森朝日放送の取材に、「精神的に追い詰められる子どもがいることを知ってほしい」「二度と暴行事件を起こしてほしくない」と語りました。