【学校法人明の星学園 島村新理事長】
「残念で残念で仕方がありません」
学生の募集停止は、学校法人明の星学園の島村新理事長が21日の会見で発表しました。
青森明の星短期大学は、1963年に英語科と音楽科を設置し開学しました。現在は子ども福祉未来学科のみで、2つの専攻を設けて、保育士や介護福祉士の養成に力を入れていました。
2020年にはむつ市に下北キャンパスを開校しましたが、ここ数年、入学者が減少。2025年度の入学予定者は100人の定員に対し、4割の40人となっていました。4月に入学する学生たちが卒業する2027年3月には、青森キャンパス、下北キャンパスともに閉校予定です。
募集停止にいたった要因については。
【学校法人明の星学園 島村新理事長】
「18歳人口の減少や、昨今の4年制大学への志向の強さが出てきている。短期大学の保持というものが非常に難しい状態になってきた、ということが挙げられる」
また、弘前市にある弘前明の星幼稚園も入園者の減少を理由に、2025年度末で閉園するということです。