使用済み核燃料の中間貯蔵施設と再処理工場について青森県は、それぞれの計画案をもとに事業を実施できる環境が整っていることを確認しました。
2024年度から使用済み核燃料の受け入れを開始した中間貯蔵施設には、2025年度、2基のキャスクが10月以降に搬入される計画です。
一方、使用済み核燃料の中長期的な搬入・搬出計画については、事業者側からまだ示されていません。
これについて宮下知事は、むつ市も早期の提示を求めているとして、次のように述べました。
【宮下知事】
「皆が早く提示してくれと言っているのに、これが1年遅れ、2年遅れると事業者側の信頼に関わることですから」
「信頼を損ねないようなタイミングで出していただくことを考えていただきたいと思っています」
中間貯蔵施設の中長期計画を巡っては、2027年度までの搬入計画が示されていますが、それ以降の計画はまだ示されていません。