【稲葉千秋アナウンサー】
「午前9時すぎの青森市です。気持ちの良い青空が広がっていて、上着もいらない暖かさとなっています。先ほど青森市は積雪ゼロになりました」
青森市花園の観測地点では、午前9時、積雪が1センチに満たない「積雪ゼロ」を観測しました。
青森市は2024年12月6日から積雪1センチ以上を観測。積雪ゼロは109日ぶりで、少雪だった前年と比べて、39日遅いということです。
【青森地方気象台 藤田淳調査官】
「雪が結構多い年となりました。そのために今年はちょっと遅めになったかなと思います」
青森県南地方も、うららかな陽気に。
24日の最低気温が氷点下となっていた八戸市は、朝から10℃を超え、正午前で気温は19.8℃に。中心街では、半袖姿の人や長袖をまくる人たちが行き交いました。
【女性】
(Q.半袖でどう)「暑いですね」
(Q.今年は初めての半袖)「そうですね(半袖1枚で)外歩くの初めてですね」
「(上着を)着てきたのですけれど、すぐ暑くなって脱いだ感じです」
昼食を終えた男性は。
【男性】
「先週まで結構寒かったので、すごく暖かくなって良かったです」
「冬からやっと春になった感じがしていて、個人的には結構好きな季節なのでうれしいですね」
25日は、八戸のほか各地で気温が上がり、最高気温は、三戸で19.7℃、青森で17.3℃など、県内23の観測地点中15地点で、2025年で最高となりました。
気温が上がってくると気になるのは、タイヤ交換の時期。
イエローハット青森西店によりますと、ここ数日、暖かい日が続いたため、今週に入ってから予約や問い合わせが増えているということです。
3月は20件から30件ほど、4月は土日の午前を中心に20件ほど予約が入っていて、ピークは4月中旬になると予想しています。
青森地方気象台によりますと、この先1カ月の気温は平年よりも高い予想となっていますが、朝晩の冷え込みは続くため、山道での運転などに注意するよう呼び掛けています。
また、25日は大陸から黄砂が飛来していて、午後3時ごろ、東京で観測されました。青森県内では26日にかけて、黄砂の飛来が予想され、視程が10キロメートル未満となるでしょう。車や洗濯物に付着する可能性があり、注意が必要です。