「平川市の山間部のリンゴ園地です。今年の雪の重みでリンゴの木が倒れ、こちらにもそしてこちらにも、合わせて25本の木を伐採せざるを得なかったということです」
平川市広船にある外川清孝さんのリンゴ園では40年ほどかけ、「ふじ」や「つがる」といったリンゴの木およそ80本を栽培していました。
しかし、今シーズンの大雪でリンゴ園の積雪は160センチほどに。その影響で木の幹が裂けたり、太い枝が折れるといった被害が出たため、25本を伐採しました。
外川さんによると被害が出た木の伐採に1週間ほどかかったため、枝のせん定作業が滞り、リンゴ生産の作業に2週間ほどの遅れが出ているということです。
2日には、こうした現状を長尾忠行市長が視察し、被害状況を確認していました。
【平川市 長尾忠行市長】
「想像した以上に枝が落ちて、こういうふうに切ってしまっているところもありますけれども、市としては県の支援事業もありますけれど、それにどういうふうにかさ上げしていけるのかこれから検討していきたいなと思っています」
【リンゴ生産者 外川清孝さん】
「基本的には、生産者が頑張らなければいけないんですけども、その中で行政の補助とかそれはそれでありがたいことなので、何をどうして良いのかも正直まだつかめてないのもあるので、これから少しずつでも頑張るところとお願いするところが出てくるとは思います」