
アーティスト、エルヴィン・ヴルムさんはウィーンなどを拠点に活動している70歳。15年前から代表作「ファット・カー」や「ファット・ハウス」が美術館で常設展示されています。
個展では新作を含む19の作品が展示され、このうち最新作「学校」は、小さくゆがんだ教室が学校や社会の規範の圧迫感や窮屈さを物理的に表現しています。また、教室の壁一面に貼られた過去の教材や印刷物が、時代で変わる正しさのあいまいさを示唆しています。
靴を履いた足の彫刻はあえて一部だけを表現しています。
個展は11月16日まで開催されています。