2023年3月、みちのく記念病院内で起きた殺人隠ぺい事件では、その後、当時の院長 石山隆被告(61)とその弟で医師の石山哲被告(60)が起訴されています。
精神医療現場の不正の是正を行う「市民の人権擁護の会日本支部」の小倉謙支部長は、県と八戸市に病院の実態解明などを求める要望書を提出。24日に回答がありました。
【市民の人権擁護の会日本支部 小倉謙支部長】
「決して、具体的にこうしますということはありませんでした」
小倉支部長によりますと、違法な身体的拘束について刑事告発することは「継続して調査する」、第三者調査委員会の設置を主導することについては「検討する」との回答でした。
【市民の人権擁護の会日本支部 小倉謙支部長】
「こういう問題って継続的に扱われるのが難しくなってきて、だんだん事件が風化していくケースが非常に多いものですから、どうしたら起こさないでちゃんと最後の結末までいけるか、それを意図した上でやっている部分はありますので、その都度その都度お知らせしたいと思います」