宮下知事は8日、4月に行った調査などをもとに大雪による農業の被害状況を説明しました。
【宮下知事】
「まず被害の状況ですが、被害額が214億8100万円となりました」
このうちリンゴの枝折れは津軽地方の13市町村で確認され、被害面積はおよそ5900ヘクタール、被害額はおよそ203億円に上っています。
こうした状況を踏まえ、県は新たな支援策としてリンゴの苗木の安定供給対策を総合的に検討・実施するほか、本庁と農林水産事務所からなる雪害復旧支援チームを設置し、生産者の営農継続を支援します。
【宮下知事】
「農業者の生産意欲が非常に大事だと思いますので、希望を持って復旧に向かって取り組んでいただく、希望を持って新しい苗木を植えるということの支援ができるように取り組んできたいと考えています」