そのイベントとは、「県対抗電柱合戦」青森、秋田、山形で始まりました。
使用されるのはスマホアプリの「ピクトレ」です。ピクトレはチームに分かれ、電柱を撮影、チームでつないだ距離を競い、ポイントを獲得するゲームです。
撮影した写真は通信会社や電力会社に送られ、老朽化の早期発見や維持・管理、点検の省力化にも貢献します。
【NTT-ME青森エリア統括部 阿部謙太郎さん】
「電柱は様々な長さや素材、色だったり名前も様々です。そういうところを楽しみながら点検をしていただきたいなと思います」
ポイントは、電柱1本につきおよそ50円相当で、ギフト券や暗号資産に交換可能。イベントでは、青森県内5万本の電柱が対象です。
【ピクトレ開発責任者 栗原英誠さん】
「ポイ活な部分というのを楽しんでいただきたいと、ピクトレを通じて街のインフラ(社会資本)の保全活動に参画するといった社会貢献の感覚というのを楽しんでいただければと思います」
通信会社や電力会社の設備点検の時期に合わせて行われるこのイベントは、6月22日までで、電柱の撮影可能時間は午前7時から午後6時までです。
イベントでは、チーム戦と個人戦があり、上位者にはそれぞれ報酬が出るということです。
ゲーム感覚での社会貢献、皆さんはいかがでしょうか。