ウミネコの繁殖地として、国の天然記念物に指定されている蕪島では、毎年3万羽ほどが飛来し子育てをしています。
市によりますと、2025年は前年より1週間遅い5月14日に、神社の境内で最初のひなが確認されたということです。
ひなは、薄茶色のフワフワとした産毛を風になびかせ、親鳥の元に身を寄せたり親鳥から口移しでえさをもらったりしていました。
【ウミネコ保護監視員 山内亮さん】
「親鳥が警戒してひなを守るためにつついたりしますので、気がちょっと荒くなっていますので、少し離れてひなやウミネコを優しく見てほしいと思っています」
ウミネコのひなのふ化は、6月上旬まで続きます。