「夜間中学」を巡っては、国が2027年度までにすべての都道府県に設置することを目指しています。
22日は、市の総合教育会議が開かれ、西市長が青森市として夜間中学を設置する考えを表明しました。これに対し出席者からは特に異論は出ず、公共交通機関で通いやすい場所に夜間中学を設置すべきといった意見が出ました。
【青森市 西市長】
「不登校の生徒が学校にまた復帰する『復帰率』が、全国的にみても非常に高いのが青森市の特徴です。6~7割が復帰できる。さらにきめ細かな教育対応をしていくために、夜間中学はどうしても必要だと以前から思っていたものです」
夜間中学校の設置場所については―。
【青森市 西市長】
「全県どこからでも通いやすいということを大前提で考えていきたいので、青森駅から比較的近いエリアになっていくのではないかと想定しています」
青森市は今後2027年4月の開設を目指し、県や関係機関とともに施設整備などの検討を進める方針です。