十和田市東一番町の無職 小笠原秀一被告(21)は、2024年9月、軽乗用車を運転中に六戸町犬落瀬の十字路交差点で一時停止を怠り、デイサービスの送迎車に衝突。4人が死亡、3人にけがをさせた過失運転致死傷の罪に問われています。
青森地方裁判所十和田支部で開かれた22日の公判で、検察側は小笠原被告が「一時停止」という最も基礎的な注意義務を怠ったとして、「被告人の過失は重大」だと指摘し、禁固4年を求刑しました。
一方、弁護側は、小笠原被告の過失を認めるものの、現場の交差点はもともと事故が頻発していて小笠原被告のみの過失とするのは酷だとして、執行猶予付きの判決を求めました。
判決は6月5日に言い渡されます。