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児童虐待相談件数2380件 「疑われる場合はすぐに相談を」

2025.05.23(金) 18:45

2024年度1年間に、青森県内6つの児童相談所が対応した児童虐待の相談件数は2380件で、過去2番目に多くなりました。

県によりますと、2024年度の児童虐待の相談件数は、過去最多となった前の年度より34件減って2380件となりました。

児童相談所別では、八戸市や三戸郡などを管轄する三八児童相談所が最多で750件、次いで青森市や東津軽郡を管轄する中央児童相談所が619件となりました。

相談内容を種類別にみると、暴言などの心理的虐待が全体の半数を超える1304件、次いで身体的虐待が607件となっています。

また、虐待者で最も多かったのは実の母で48.8%、次いで実の父が44%を占めました。

【青森県こどもみらい課 和田哲也課長】
「子育てや親子関係に悩んだ時は、一人で抱え込まずに市町村のこども家庭センターなどの相談窓口、または匿名で相談できる『あおもりけん親子のための相談LINE』に、ぜひご相談いただきたいと思います」

県は中央、中南、三八の3カ所に嘱託弁護士や警察からの出向職員を配置していて、今後も相談体制の強化を進めるとしています。
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