陸奥湾産のホタテは稚貝の大量へい死により、記録的な不漁となっています。県漁連によりますと4月から5月26日までの半成貝の水揚げ量は3538トンで、2024年の同じ時期の半分近くに落ち込んでいます。
このような状況の中、青森市の水産ビルで26日、今期4回目となる半成貝の入札が行われました。全量が落札され1キロ当たりの平均落札価格は過去最高だった前回をさらに17円上回り492円となりました。
【県漁連 二木春美会長】
「消費者離れが起きるのではないかと懸念しているところですが、加工業者も買わないと仕事ができないということで、若干、無理して値段を付けたのではないかと思っています」
ホタテの品薄の影響で上昇を続ける半成貝の価格。次の入札は6月13日に行われる予定です。