20歳のキラン・ラジさんは、2年前八戸聖ウルスラ学院高校に10カ月間留学した経験があります。その時のホストマザーとともに1日、市役所を訪れ熊谷市長に活動報告をしました。
キランさんによりますとパキスタンでは女性に教育を受けさせない風潮が根強く、小学校までしか通わせてもらえないケースが多いということです。
留学中に夢を持つことの大切さや自由を初めて感じたキランさん、帰国後は教育機会を奪われ学校に通うことができない少女たちの支援を続け、これまで500人以上の就学を実現してきました。
【パキスタン出身の若きリーダー キラン・ラジさん】
「ウルスラに留学して私の人生の中でとても貴重な経験をした」「望むなら変わることができる望むなら誰でも変わることができる」
キランさんはこれからも母国で取り組みを続け、教育機会の大切さやジェンダー平等などを訴えていくということです。