青森市大別内の障害者支援施設「金浜療護園」の昼食で振る舞われたのは・・・青森市の老舗うなぎ料理店「川よし」の「うな重」です。
施設の入所者に味わってもらおうと「うな重」100食が用意されました。
【川よし 松﨑利夫社長】
「だいたいウナギというのは値段が高い商品なんですよ」「年に3回くらい来てくれれば良いお客さんと感じるくらいそういう食品ですのでね」
タレや山椒をかけ、食べる前から笑顔があふれます。
(Q.おいしいですか?)「全然違うおいしい」「ありがたいです」
「もう平らげてしまうところですおいしくて箸が進んで止まらない」
川よしの近くに住んでいたというこちらの男性は・・・
「なかなか川よしさんの高級なウナギは食べる機会がなくて、こういう機会があってうれしいです」
そしてあっという間に完食するとこの一言。
「ちょっと親に文句を言ってやりたいですね。ボーナスの時くらい連れて行ってほしかったです」
施設の入所者たちは普段なかなか食べることのできない老舗の「うな重」に舌鼓を打っていました。
川よしでは1972年から50年以上、福祉施設にうな重を振る舞っています。
【川よし 松﨑利夫社長】
「こういう施設に慰問するたびに、皆さんがおいしかったとかうれしかったと聞くとやっぱりやって良かったなと」「川よしがある限りは続くだろうと思っています」