県は全国に先駆け、核融合発電の拠点作りに向けた戦略を打ち出しました。
【宮下知事】
「青森印の日の丸発電と言ってもいいかもしれません。新しいこのフュージョンエネルギーの発電がもたらす青森の成長、ひいては日本の成長に貢献していきたいというふうに思います」
核融合発電とは、軽い原子核の重水素と三重水素を融合させ、重い原子核ヘリウムに変わるときに発生する膨大なエネルギーのことです。
高レベル放射性廃棄物が出ないことや燃料が海水中に豊富にあること、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を排出しないといった特徴があります。
県は、原型炉の研究を進める六ケ所村のむつ小川原地域を国内最大の技術開発拠点として、国へ働きかけるとしています。
きょうは、県と慶応義塾大学の研究センターが、会見を開き、産業・研究開発機能の集積や人材育成などに連携して取り組むことを発表しました。
県内で生み出される付加価値は、20年間でおよそ1兆4000億円にのぼり、およそ27万7000人の雇用を創出するということです。
【慶應義塾大学 武田秀太郎准教授】
「いわゆるサイエンスパークとして様々な高度人材そして未来産業、観光というものの集積を行っていく。そうしてサプライチェーンを強靭化しグローバル展開として輸出へつなげていく。これこそが青森から始まる日本成長戦略への勝ち筋であります」
核融合発電の戦略を公表するのは、全国の自治体で初めてです。














