陸奥湾内の各漁協が先月から今月にかけて行った調査では、稚貝が大量にへい死する被害が確認されています。
きょうの会議では、来月10日から13日まで湾内10の漁協を対象に去年産まれた貝と今年産まれた貝のへい死率や大きさ、異常の有無について調査を行うと説明がありました。
また、水産総合研究所が7月から今月にかけて湾内で行った観測調査の結果が報告されました。
【水産研の担当者】
「稚貝が死んだのは高水温の影響と考えられます。また東湾の結果から収容枚数が多いとへい死率は高くなることが分かりました」
深刻な稚貝不足が懸念される状況については。
【県漁連 二木春美会長】
「陸奥湾で稚貝が育たなくなった場合は、今後の課題として北海道からの移入というのも考えなければならないのかと考えています」
秋の実態調査の結果は、12月に報告予定です。















