「クマに襲われた男性はこの場所から林道に入った先およそ1キロの場所でキノコ採りをしていた時に急に襲われたということです」
きょう午前10時ごろ、十和田市切田の山で市内に住む70代の男性がクマに襲われました。クマに鼻や唇をひっかかれてけがをし、自宅に避難して自ら警察に通報。「鼻がもげた」と話し、顔から激しく血が出ていたということです。男性は八戸市内の病院に運ばれましたが搬送時、意識があったということです。
男性は午前7時ごろから自身が所有する山で、1人でキノコ採りをしていました。
【猟友会十和田支部事務局 山田福敏さん】
「杉林と雑木林のある場所で結構暗い場所ですね」「全国的にクマのニュースが毎日流れてますけど自分のところで(クマ被害)が起こってなかった矢先の事故(クマ被害)なのかなと思います」「動物に自分の位置を知らせるように音が出るようなもの鈴などを身につけて山に入ってほしい」
市は男性がクマに襲われた現場付近に箱わなを設置するとともに、公式LINEなどで注意を呼び掛けています。
※襲ったクマは体長1メートルほどだったということです。県内では今年、きょう現在、クリ拾いや農作業中などに9件の人身被害が起きています。くれぐれも注意が必要です。













