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今月は“過労死等防止啓発月間” 健康と安全が伴わないといけない

2025.11.12(水) 18:45

今月は「過労死等防止啓発月間」です。青森市では過労死を防ぐためのシンポジウムが開かれました。この問題はきょうの国会でも取り上げられました。

青森市で開かれたシンポジウムでは職場の過大なノルマやパワハラが原因で夫が過労死と認定された小林明美さんが講演し「働くことは健康と安全が伴わないといけない」と訴えました。

また、労働時間の規制緩和については-

【東京過労死を考える家族の会 小林明美さん】
「とんでもないことだと思います『残業できるよね』と言われて『いえ、できません』と言う人はいないはずなんですね」「そういうことをしたら過労死で亡くなる方が増えることなのでぜひそれだけは阻止してほしいと思っています」

この問題を巡ってはきょうの参議院予算委員会で県選出の田名部匡代議員が質問し、労働時間の規制緩和は政府の少子化対策と矛盾すると指摘しました。

【田名部匡代参院議員】
「誰の立場で考えているのかということ企業側の論理だけで議論するべきことではないと思っています」

【高市総理大臣】
「何より大事なのは心身の健康の維持ですこれはもう大前提」「現在のこの規制に企業の方が過剰に反応してしまって本来だったらもう少し働けるのに随分乖離があるというような現状もございます」「そのうえで働き方の実態とニーズを踏まえて検討を深めていこうということです」

労働時間の規制緩和を巡っては労働団体、連合の芳野友子会長も反対する考えを示しています。
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