診療ですか、どういった内容でしょう?
平川市の男性から「診療拒否」を受けたと情報提供があり、診療所での実際のやり取りの音声データを入手しました。
独自取材です。
【佐久間博秀さん】
「どうなってたんでしょうね、もしかしたら脳卒中になっていたかもしれないし」「もっと頭痛が悪化して入院する羽目になっていたのかなと思うこともあります」
平川市に住む佐久間博秀さん。先月21日激しい頭痛に襲われました。
自宅では血圧180を超えていたため、血圧を下げる薬を求め平川診療所を受診しましたが、診療所では血圧149と測定されました。
すると…
【佐久間博秀さん】
「問診も何もないんですよ、血圧高いんですか、という話でもないし、開口一番に言われたのが「一回来ただけでは薬出せませんので、血圧手帳に2週間記録してまた来てください、たった10秒のやり取りで終わってしまったので」
かつて高血圧の治療を受けていた時期もあったことから佐久間さんはこまめに血圧を記録していましたが、医師はその記録を確認することもなかったといいます。
血圧180を超えたのはこの時が初めてだといいます。
佐久間さんと診療所とのやり取りはその後も。こちらは診察室を出た後の平川診療所の担当者との実際のやり取りです。
【佐久間博秀さん】「診察じゃないじゃないですか、あれ。全然話聞かないんだもの」
【平川診療所担当】「そうですね、じゃあ、そうであれば結構です」
【佐久間博秀さん】「はい」
【平川診療所担当】「あの、判断に従えないのであれば、よそのところへ行ってください」
【佐久間博秀さん】「いや、判断って何の話も聞いていないのに何を元にして判断してるわけ?おかしいじゃない、そんなの」
【平川診療所担当】「それは医者が考えることなので」
【佐久間博秀さん】「おかしいよね、そんなのね、診察じゃないじゃないですか」
【平川診療所担当】「じゃあ違うところで診察を受けてください、「診察してもらえない」ということで」
【佐久間博秀さん】「「診療拒否」ということでよろしいですね?」
【平川診療所担当】「結構ですよ」
【佐久間博秀さん】「はい、わかりました」
佐久間さんはその後別の医療機関を受診した結果、血圧を下げる薬が処方されたということです。
【佐久間博秀さん】
「診察の能力が無くて税金をとかしてくだけであればむしろない方がいいと思うんですよ。予想以上に同じ思いを抱いている人は多いのではないかと私は肌感覚で思っているんですね」
佐久間さんは今回の事案を命に関わる診療拒否だったとして、平川診療所の即時廃止を求める陳情書をきょう市議会に提出しました。
医師法では診療に従事する医師は、正当な事由がなければ患者からの診療の求めを拒んではならないとされています。
今回のトラブル「診療拒否」だったのか…
【藤原祐輝アナウンサー】
「平川診療所は診療拒否ではなく診療不成立と認識しているということでした。また、診療拒否でいいんだな?という患者に対してはその場を収めるために「診療拒否でよい」と話す場合もあるということです」
平川診療所について町の声を聞いてみると…
【市民】
「親切だよ」「いいんじゃないか、あっても、病院少なくなっちゃったから平川市、何にもなくなったもの」
(Q.どういう印象の診療所ですか?)「ごく普通ですね」
「私自身には必要性を感じない」
診療をめぐる一連の流れについて客観的な感想は…
【市民】
「患者さんの事だけ聞いても、先生もやっぱり診て、測ってはいるんだから」「行ったときに血圧140いくらだったんでしょ、病院側としてはそうなりますよね」
平川診療所は「普通の診療・対応をした、説明をしたが聞き入れてもらえなかった」「陳情があったことはとても残念」とコメント。
また、平川市は「診療拒否という事実はない」としています。















