今回話を聞いたのは、声の専門家で横浜市にある、そらいろ耳鼻咽喉科センター北駅前院の内尾紀彦院長です。
【声の専門家 内尾紀彦院長】
「特に今年に関しましては空気も乾燥しておりますし、実は花粉症でもインフルエンザでめぐりめぐってのどが乾燥しますので、のど乾燥スパイラルに入りやすくなります」
(Q.のど乾燥スパイラルという言葉、初めて聞いたんですけれどどういったものになりますか)「のどが乾燥するとのどの表面に線毛という臓器があるんですけれど、細菌やウイルスを排出する線毛の動きが悪くなり、感染が成立しやすくなって、炎症を起こしすくなる、炎症を起こしやすくなると乾燥してまた感染しやすくなる、このように乾燥と感染を繰り返すことをのど乾燥スパイラルと言います」
「有効な予防は水分をこまめにとること、感染が成立するまでに20~30分ぐらいかかりますので理想は20~30分に1回ほんの少しずつ水分をとるという方法があります」「たくさん飲むとトイレの回数も増えてしまいますので、口の中を湿らす程度の量で大丈夫」
1度に飲む量はペットボトルキャップ1杯程度を口に含みのどを軽く湿らせる程度で良いとのこと。
飲み物は「常温の水」がおすすめで、糖分を含むスポーツドリンクやジュース、カフェインを含む緑茶やコーヒーはのどの保湿にあまり適さないということです。
ここで問題です!のどケアの食べ物で頼りすぎるとかえってのどを乾燥させてしまう物があるといいます。 何でしょうか??
正解は・・・
【声の専門家 内尾紀彦院長】
「食べ物の中でのどの保湿と感染予防という意味ではちみつはおすすめです、一方でのどあめはとりすぎるとのどを乾燥させてしまうことがある、のどあめの中の糖分が口の中の水分を奪ってしまうのでのどあめを食べる際も、朝1個、昼1個、夜1個、一日3個ぐらいを限度にするのが無難」「一般的に感染症の対策というと手洗い・うがい・マスクと言われている、実はその他にも水分摂取が大事なんですね」「感染してしまった後もさらに(水分摂取が)大事になってくるんですね、そこで乾燥しているとスパイラルから抜け出せなくなって繰り返しかぜをひいてしまうのでとても大事な考え方になります」
私たちも職業柄のどを大事にしなければならないじゃないですか。でも、のど飴を結構よく食べていたんですけれども、食べすぎないというのは驚きでしたね。
口を湿らせるために常に舐めてた方がいいのかなと思ってたんですけど、あまり良くないみたいなんですね。
そしてこちらは「のど乾燥チェックリスト」です。6項目あります。
①のどに「いがらっぽさ」や「チクチク・イガイガする感じ」がある
②唾液が粘り気を持っている、または口の中が渇きやすい
③朝起きたときに、のどに痛みや違和感がある
④無意識に「ん、ん」とせき払いをしてしまうことが多い
⑤声がかすれやすい、または出しにくいと感じる
⑥乾いたせき(コンコンというせき)が出やすい
いかがですか。
4つか5つぐらいちょっと当てはまってしまいましたね。
私も結構ね、これ見てそのぐらい4つ5つぐらい当てはまるなと思ったんですが、こちら、当てはまる項目がが1個から「軽度」、3個以上だと「中度」、5個からだと「重度」ということなんですね。のど乾燥スパイラルになってしまうとなかなか良くならずに、ずっと炎症と乾燥を繰り返してしまうので、しっかり、のどを、声を出さずに休める時間を取ることが大事という風に(院長は)話をしていました」
手洗い・うがいだけでなく「水分補給」でのどのケアをして季節の変わり目、対策をしましょう!














