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300年以上の歴史 題材に込めた思いとは 弘前ねぷたまつり

2026.08.03(月) 18:45

【中井友紀アナウンサー】
今日で3日目を迎える弘前ねぷたまつり。現在は各団体が待機場所まで集まってきたところです。午後7時の運行開始に向けて、徐々に熱気が高まっています。こんばんは。
シリーズでお伝えしている夏祭り中継。今日は私も浴衣に着替えまして、ねぷたまつりの会場からお届けしていきます。

さて、今日の弘前市ですが、日中は30度を超える非常に暑い日となりました。現在はですね、そよそよと風が吹いていまして、比較的過ごしやすい体感となっています。 今日はこの弘前ねぷたまつりの会場から、後ほどですね、300年の歴史を超えるねぷたに詳しく、今年(2026年)の見どころを伺っていきます。

(中継場面)
【中井友紀アナウンサー】
はい!運行開始まであとちょっととなりまして、盛り上がってきました。こちらには運行団体の皆さんがもうすでに待機をしているんですが、もうね、6時半ぐらいからですかね、人が一気に増えまして、もう歩く人たちがね、かなり多くなってきました。
今日は3日目ということで、土手町(どてまち)コースでの運行となります。45団体が運行に参加するということです。
さあ、そしてこちらに待機しているのは「紺屋町ネプタ同好会」です。代表の後藤さんに準備していただいています。よろしくお願いします。

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
こんばんは。よろしくお願いします。

【中井友紀アナウンサー】
こんばんは。さあ、紺屋町ネプタ同好会、今日参加するということですけれども、今の気持ち、どんな気持ちでしょうかね?

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
ええっと、気持ちが高まりまして、気合いで頑張りたいと思います。

【中井友紀アナウンサー】
はい。初日はなんか雨だったみたいですね。

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
そうですね。そういう大変だったんですけども、大変盛り上がりました。

【中井友紀アナウンサー】
はい。そして今日はいい天気で迎えられますね。

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
はい。そうですね。

【中井友紀アナウンサー】
はい。さあ、そして注目はやはりこちらのねぷたですが、題材が「紅葉狩(もみじがり)」となっています。どんなお話になっているんでしょうか?

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
ええと、平安時代の、平 維茂(たいらのこれもち)という武将が、 信濃の国の戸隠山(とがくしやま)へ、 紅葉狩りに出かけ、 酒宴の最中に、 美女に化けた鬼を退治する場面です。

【中井友紀アナウンサー】
はい。ちょうど今、画面でご覧いただいている右側にある大きな顔が平 維茂(たいら の これもち)、 そして左上の青い顔が鬼ということですね。

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
そうですね。

【中井友紀アナウンサー】
刀をこう抜いて退治しようというところをね、こう勇ましく描かれていますが、あの下にいるお二人は?

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
それは、維茂の家来でありまして、鬼の出現によって怯えている姿になっております。

【中井友紀アナウンサー】
あの鬼の恐怖感が伝わってくる絵にもなっていますよね。 さて、この正面の鏡絵ももちろん注目のひとつなんですが、後ろ側にまわりますと、美人が描かれている「見送り絵」というのも、ねぷたの注目ポイントのひとつとなっていますね。さあ、こちらまわってきました。 さあ、後藤さん、こちらはどういった題材になっているんですか?

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
歌舞伎にも題材としてあるんですけども……あ、これは、違いますね。ええと、更科姫(さらしなひめ)と言いまして、鬼女(きじょ)ですね。

【中井友紀アナウンサー】
鬼の女ということで。

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
はい。そうです。

【中井友紀アナウンサー】
こちらはどういった?

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
鏡(鏡絵)の、鬼に化ける前の、美しい姫の姿になっております。

【中井友紀アナウンサー】
先ほどご覧いただいた鬼が、化ける前、こんなに美しかったということで。これ、鏡絵とこの後ろ側の、見送り絵を見比べるとね、また面白いですし、ストーリーの関連性もあるんですよね。

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
はい。そういう風にして感じられれば嬉しいです。

【中井友紀アナウンサー】
はい。さあ、そしてこの美人画の周りもかなり鮮やかですが、こちらは?

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
そうですね、紅葉を引き締めた感じになってますよね。

【中井友紀アナウンサー】
はい。かなり鮮やかということですね。

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
この絵は、絵師は紺屋町出身の荒井亀節(あらい きせつ)さんです。

【中井友紀アナウンサー】
あ、地元の絵師さんに描いていただいた、ということです。さあ、そして紺屋町のネプタ同好会は、かなり歴史のある団体だと聞いていますが。

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
300年ほど前の、弘前藩の文献にも載っております。

【中井友紀アナウンサー】
300年というとかなりね、もう歴史を感じる数字ですが、ものすごいですね。 さあ、そしてその中でも、こう「紅葉狩」というのがかなり大事にしている題材だということですが。

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
我々は大変、浜の町(はまのまち)と、紺屋町と、昔あの、共同でもみじ狩りの山車を運行してまして。

【中井友紀アナウンサー】
はい。お隣の町と。

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
はい、そうです。それで、我々としては、定期的に取り上げる大切な題材となっております。

【中井友紀アナウンサー】
それをまた今年ね、こう表現しているということですね。改めて、今年の意気込みをお願いします。

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
ええ、ま、気合いと根性で頑張ります!

【中井友紀アナウンサー】
はい、さあ、そして今日はお囃子(おはやし)を最後に聞かせていただけるということで、お願いします!

【紺屋町ネプタ同好会 後藤実さん】
はい。みんな良いかな?行くぞ!ヤーヤドー!
(お囃子の演奏)

【中井友紀アナウンサー】
まつりは7日まで行われています。今日もこの後、午後7時から運行開始です。ぜひ皆さん会場に来て、弘前ねぷたまつり、楽しんでください。こちらからは以上です。
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