西市長は27日に臨時の記者会見を開き、新たな除排雪事業の実施計画を公表しました。
【青森市 西市長】
「これまで30年以上続けてきました現行の除排雪体制の限界を突き付けられたという実感もございます」
青森市では1月下旬から15日間で261センチの降雪が観測されるなど、短期間に集中して雪が降りました。
その結果、バスの運休やゴミ収集車のスタックが頻発するなど、市民の生活に大きな支障をきたしました。
それを踏まえ、青森市は、およそ20年ぶりに除雪と排雪一体ではなく、除雪と排雪を分ける作業方法へと見直しました。
【図解①】
まず除雪のみの指令で道路交通を確保します。
【図解②】
この際、道路脇には寄せ雪が残ります。
【図解③】
再び雪が降った場合も除雪のみの指令を出し、これを2回から3回繰り返したあと、
【図解④】
状況を見て排雪作業を行うということです。
工区全体の道路交通の確保までにかかる時間を比較すると、これまで3日から5日かかっていたところ、新しい方法では1日から2日に短縮される想定です。
また出動基準も、これまでの「交通の確保が困難と認められる場合」から、「交通に支障が生じることが見込まれる場合」に見直されました。
【青森市 西市長】
「このままでいくと、交通に支障が生じそうだぞという段階で予防的にまずは除雪の出動をしてもらう」
一方、新しい方法で生じる寄せ雪については、市民に対し協力を呼びかけました。
【青森市 西市長】
「新雪のやわらかい雪の状態から除雪をやってしまう体制になるので、板状の寄せ雪はほとんどないことを想定しています」
また、道幅が狭い場所では、ダンプを用意して除雪と一緒に排雪を行うなど状況に応じて対応していくということです。
市はあす除排雪業者に対して契約前の最終説明会を開き、締結に向けた手続きを進める予定です。















