気になる話題を現場から「藤原が行く」、今回は、相次ぐサイバー攻撃と管理者の対応についてです。
【澤田愛美アナウンサー】
GMOへの不正アクセスによって、 個人情報の流出が起きていますよね。
【藤原アナ】
大規模なサイバー攻撃が社会問題となる中、青森県内のウェブ制作の現場でも、個人情報を守るために緊迫した対応が続いています。
やって来たのは、青森市古川でウェブ制作やコールセンター業務を担う「Arte(アルテ)」です。
およそ100のサイトを管理していて、その8割は県内の企業や自治体のサイトです。
21日にウェブサイトの構築などに使われるプログラミング言語「PHP」にぜい弱性が見つかったため、Arteでもおよそ50のサイトでプログラムの更新といった対応に追われました。
【Arte 伊藤真也代表】
「以前のバージョンだったものがあれば、推奨のバージョンにアップさせますと」
更新に加えて、バックアップや動作確認が必要なため1つのサイトにつき30分程度かかるとのこと。
すべての作業を終えるのに3人がかりで丸一日を費やしました。
クラウドサービスの安全性を分析・評価する「アシュアード」の調査によりますと、26日時点で、PHPのぜい弱性による国内のサイトやサービスの停止は累計で1090件に達していて、そのうち4割で再開が確認できていないということです。
伊藤代表は今後もサーバー情報の収集を徹底し、必要があれば速やかに更新やメンテナンスをするとしています。
【Arte 伊藤真也代表】
(Q.もしそういった状況を放置していて、攻撃を受けたり侵入されるとどんなリスクがある?)「ホームページが改ざんされたり、書き換えられるリスク、顧客情報があれば盗まれてしまう可能性もあります」
今後について、伊藤代表はサイト全体ではなく、ネットの予約フォームなどサイトの一部を狙った攻撃が出てくる可能性を指摘。
自社のサイトが使用しているサーバー会社や制作ツールが安全なのか、確認しておくことが重要だと話します。
【Arte 伊藤真也代表】
「管理元がどこかを明確にわかるようにする、管理元の会社の対策状況をしっかり見る必要がある」
10月に入り急増している不正アクセス。
サイトを利用する私たちが気を付けるべきことは…
【Arte 伊藤真也代表】
「(パスワードを)統一してしまうとネットバンキングも予測されて入っていかれるリスクもあるのでパスワードをなるべく同じにしない」
今回「Arte」が管理運営するサイトで更新が必要となったのが、「WordPress」という制作ツールを使用しているサイトです。
「WordPress」は、ホームページの編集や予約システムの導入が簡単にできる制作ツールで、PHPによって構築されています。
伊藤代表は今回のようなぜい弱性が見つかり、サイトを止める必要があった場合に、別の制作ツールで代替できるよう備えておくことも大切だと話しています。















