県内ニュース

NEWS

ニュースランキングはこちら

青森市スノー・レスキュー隊出動 高齢1人世帯を雪から守る

2025.01.09(木) 18:45

青森市では、屋根の雪下ろしなどを行うスノー・レスキュー隊が出動。市の職員5人が向かったのは、10日で82歳になる佐藤ヒロ子さんの自宅です。

雪が積み上がった家に、一人で暮らしています。

【1月10日で82歳 一人暮らし 佐藤ヒロ子さん】
「雪片づけることもできないの。手もリウマチがあって重いものあまり持てないので、それで連絡しました」
「ビックリしちゃった。こんな雪じゃ住めないよね」

職員たちはまず、佐藤さんから状況を確認します。

「(ガス)ボンベが皆隠れちゃってるから、ここの雪」
「下にボンベがある?」
「2本入っている」

職員たちは、スコップやスノーダンプで、屋根の雪と家の周りの除雪作業を行いました。

【坂本庸明記者】
「今、西市長が除雪の現場に訪れました。これから視察をするということです」

4日に市が豪雪災害対策本部を設置したことで、8日から活動を始めた、スノー・レスキュー隊。

9日までに7件出動し、問い合わせは8日時点で38件ありました。対象は、65歳以上の人や障害がある人のみの世帯などで、一戸建てに暮らしていることが条件です。

相談を受けた後、市が現地調査を実施し、必要と判断した場合、出動します。

【スノー・レスキュー隊を利用 佐藤ヒロ子さん】
「本当にありがたいと思います」
「やっぱりうれしいね、私にはとてもじゃないけど1人じゃできないものね」

【青森市 西市長】
「これは、レスキュー隊の力の発揮するところだなというのを実感しているところです」
「今後もまたご連絡いただければ、一軒一軒確認をした上で1つ1つ対応して参りたいと思っています」
< 前の記事 県内ニューストップ 次の記事 >
週間ランキング
月間ランキング

・回線状況や時間帯、また閲覧する環境によっては正常に動画が再生されない場合がございます。ご了承くださいませ。

・本サイトで公開中の動画及び過去の動画につきましては、DVD等の別媒体への複製や動画ファイルによる個別提供のご依頼は有料無料問わず全てお断りしています。