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三沢基地周辺のPFAS濃度最大で指針の15倍 過去最高値を検出

2025.01.23(木) 18:45

アメリカ軍三沢基地周辺のため池などで、有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)が検出されている問題についてです。2024年12月に行った調査では、最大で国の指針のおよそ15倍の濃度が検出されていました。

2022年、アメリカ軍三沢基地から有機化合物を含んだ消火剤が「天狗森ため池」に流出したことを受け、国や県、三沢市の3者は定期的に基地周辺の7地点の水質調査を行っています。

12月に行った調査では、大平洋に通じる基地の東側に位置する「五川目堤」で、国の指針のおよそ15倍に当たる1リットル当たり760ナノグラムが検出されました。これは、調査が始まった2024年4月以来最も高い数値です。

また、基地の西側にある「天狗森ため池の排水路」でも、国の指針の3.6倍となる1リットル当たり180ナノグラムが検出され、こちらも2022年1月の調査開始以来最も高い数値となりました。

この他の5地点では国の指針以下の数値でしたが、国や県、三沢市は今後も水質調査を続け、状況を把握していくとしています。
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