被災者生活再建支援制度は、自然災害により著しい被害を受けた被災者に対し支援金を給付し、生活の再建を後押しする制度です。
4日の定例会見で宮下知事は、この冬の豪雪により災害救助法が適用されたことを踏まえ、県の支援制度を適用することを決めたと発表しました。制度の適用により雪で住宅が全壊した場合、要件を満たせば最大で300万円が支給されます。
【宮下知事】
「災害対応として今回はやっておりますので、当然災害対応の一環として被災者の生活再建も行っていくということで考えています」
また、宮下知事は雪によるリンゴの被害を軽減するために、融雪剤の空中散布を支援することを明らかにしました。具体的には、無人ヘリやドローンを使って融雪剤を散布する経費の3分の2を県が補助します。ただし、リンゴ畑10アールにつき2650円が上限となります。
【宮下知事】
「2月下旬くらいから、融雪剤の空中散布ができるようにしたいと思っていますので」
「ぜひご活用いただいて、リンゴの木を守っていただきリンゴ産業を守っていくことに農家の皆さんもご協力いただければと思っています」
この他4日の会見では、3月10日から第二みちのく有料道路でもETCが利用できることになったと発表し、混雑解消などの効果に期待感を示しました。