【DeNAスカウト部 八馬幹典さん】
「普段から双眼鏡でベンチにいる時の姿を見たりとか、スタンドにいる親御さんに話しかけに行ったりとか、野球の能力以外にいろいろな調査をしています」
こう話すのは、プロ野球 横浜DeNAベイスターズの元選手で、現在はスカウトを務める八馬幹典さん。母校である青森大学硬式野球部の選手たちなどおよそ110人を前に、「セカンドキャリア」をテーマに講演しました。
八馬さんは、スカウトの際には「心・頭・環境」といった要素を野球の能力と同等に重視すると話し、自分をよく知り主体性を持って行動できる選手がチームを成長させ、社会に出た時にも必ず役立つとエールを送りました。
【青森大学硬式野球部3年 木村寛治さん】
「自分は今3年なんですけど、あと1年で野球に区切りをつけようと思っていて、社会に出てから何が大事なのかというのも、きょうしっかり学ぶことができたので良かった」
参加者たちは八馬さんの貴重な経験談に聞き入っていました。