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高水温などの影響が響く 青森県産ホタテ水揚げ 平成以降で最少

2025.02.20(木) 18:45

高水温などの影響で危機的な状況にある青森県産ホタテ。2024年の1年間の水揚げ量は3万1千トン余りにとどまり、平成以降で最も少なくなりました。

県が発表した海面漁業の調査結果によりますと、2024年の県産ホタテの水揚げ量は3万1326トンで、前の年の55.4%に減少しました。過去5年の平均と比べると39.9%となり、平成以降では最も少なくなっています。

【県水産振興課 種市正之課長】
「漁業経営に大きい影響を与える、苦しいとも思っていますし、裾野の広い産業ですので、加工業者や流通・観光業者まで影響が大きくなると受け止めています」

2025年の見通しについては-。

【県水産振興課 種市正之課長】
「かなりへい死してきていると、平内町を中心に声が聞かれています」
「昨年も非常に少なかったわけですけれども、今年もそれ以上に厳しい状況になるのではないかと懸念しています」

一方、出荷額は82億1800万円で、前の年の61.3%になっています。
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