21日は青森市の青森聾学校で、生徒や県ろうあ協会の関係者に新しいパトカーがお披露目されました。
従来のパトカーは、赤色灯の光り方が1種類。緊急走行の時はサイレンを鳴らしていますが…。
【青森県警察本部施設装備課 小澤昌弘次長】
「聴覚障害がある方から、道路を走っていても、パトカーが近付いてきても、これがパトロールなのか緊急走行なのか分からなかった、どうにかしてほしいという要望があったので」
そういった声を受け、2024年から全国で配備が始まった新型パトカー。赤色灯の光り方が2種類になりました。
緊急走行の時は従来通り、サイレンを鳴らしながら0.5秒間隔で光ります。
一方、通常のパトロールの時は、2秒間隔でゆっくりと点滅します。
【青森聾学校高等部3年生】
「早く光るのとゆっくり光る違いが分かって、どんな時にどう光るのか分かるので、これから道路を歩く時などに注意したいと思います」
【青森県ろうあ協会 浅利義弘事務局長】
「運転中に後ろからパトカーが来た時に、ワイドミラーを見て緊急なのかパトロール中なのかが分からなくて、運転していて失敗したなと思ったことがあります。新型パトカーは見て区別でき、分かりやすいのでとても良いと思います」
新しい赤色灯を搭載したパトカーは、青森県内では26日から導入されます。