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青森・七戸死体遺棄事件 懲役4年6カ月求刑 弁護側は無罪を主張

2025.03.03(月) 18:45

2024年1月、青森県七戸町で男性の遺体が地中から見つかった事件で、死体遺棄の罪に問われている男に検察側は懲役4年6カ月を求刑しました。

起訴状などによりますと、六戸町の無職 原子豊被告(56)は2024年1月、元会社役員の十枝内伸一郎被告(48)らと共謀し、当時トラック運転手だった谷名幸児さんの遺体を入れた容器を車で運び、土の中に埋めた死体遺棄の罪に問われています。

これまでの裁判で、原子被告は車を運転した事実は認める一方で、遺体を運んでいた認識はないと無罪を主張していました。

3日の論告求刑公判で、検察側は犯行を首謀した十枝内被告が、原子被告に対し「俺が先に重機で穴を掘り、被害者の入っている容器を持って来て、そこに埋める」と事前に説明したと証言したことなどから、遺体を運んでいる認識があったと指摘。

死体遺棄において「関与の程度は大きい」として、懲役4年6カ月を求刑しました。

弁護側は、十枝内被告の証言は虚偽の内容であり、説明を受けた認識はないとして、改めて無罪を主張しました。

判決は5月29日に言い渡されます。
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