県内ニュース

NEWS

ニュースランキングはこちら

2024年度のホタテ水揚げ平成以降で最少 3万76t 青森県「要請があれば支援を検討」

2025.04.01(火) 18:45

高水温の影響などで危機的な状況にある青森県産ホタテについてです。2024年度の水揚げ量は3万76トンにとどまり、平成以降では最も少なくなりました。

青森県漁連のまとめによりますと、2024年4月1日から2025年3月31日までのホタテの水揚げ量は、3万76トンで、前の年度の6割未満に減少しています。

同じく高水温の影響を受けた2011年度の3万4000トンを下回り、平成以降では最も少なくなりました。

【青森県漁連 二木春美会長】
「主力である平内町や青森市が1割程度しか生存していないと」

2025年度はさらに減少し、水揚げ量が2万トン前後にまで落ち込む見通しです。

【青森県漁連 二木春美会長】
「災害ということで、何らかの援助・支援を国そして県、市町村にも働きかけていかなくてはならないと考えています」

一方、宮下知事は、県漁連から要請があれば応じる準備があるという考えを示しました。

【宮下知事】
「現場には日常的に行かせていただいていますので、要請があってもなくてもそういった状況が確認できれば、現場には行かせていただきます」

また、県漁連では、加工業者も交えて4月中に県選出の国会議員と現状について意見を交わす予定です。
< 前の記事 県内ニューストップ 次の記事 >
週間ランキング
月間ランキング

・回線状況や時間帯、また閲覧する環境によっては正常に動画が再生されない場合がございます。ご了承くださいませ。

・本サイトで公開中の動画及び過去の動画につきましては、DVD等の別媒体への複製や動画ファイルによる個別提供のご依頼は有料無料問わず全てお断りしています。