青森県漁連のまとめによりますと、2024年4月1日から2025年3月31日までのホタテの水揚げ量は、3万76トンで、前の年度の6割未満に減少しています。
同じく高水温の影響を受けた2011年度の3万4000トンを下回り、平成以降では最も少なくなりました。
【青森県漁連 二木春美会長】
「主力である平内町や青森市が1割程度しか生存していないと」
2025年度はさらに減少し、水揚げ量が2万トン前後にまで落ち込む見通しです。
【青森県漁連 二木春美会長】
「災害ということで、何らかの援助・支援を国そして県、市町村にも働きかけていかなくてはならないと考えています」
一方、宮下知事は、県漁連から要請があれば応じる準備があるという考えを示しました。
【宮下知事】
「現場には日常的に行かせていただいていますので、要請があってもなくてもそういった状況が確認できれば、現場には行かせていただきます」
また、県漁連では、加工業者も交えて4月中に県選出の国会議員と現状について意見を交わす予定です。