県内の最低賃金を巡っては、8月、労使の有識者でつくる審議会が、現在の時給953円から76円引き上げて、1029円とするよう青森労働局長へ答申していました。
この答申に対して、4件の異議申し出があり、審議会が改めて議論した結果、異議を却下し、前回の答申通り最低賃金を改定することを決めました。
【青森労働局 角井伸一局長】
「最低賃金の額、皆さんご存じの通り、かなり上がりましたので、それの周知と、それに向けての助成金等の各種支援も含めて一緒に周知して参りたいと思っております」
新しい最低賃金は、11月21日から適用されることになり、県内では初めて千円を超えます。