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原子力規制委員会の杉山智之委員が１０日、大間原発で新規制基準の適合性審査に関する現地調査をしました。

杉山委員は竜巻防護対策として軽油と重油タンクを地下化したことや港湾から非常用取水設備までの全体の概要、基準津波による最高・最低水位などを確認しました。

【原子力規制委員会　杉山智之委員】「ここは評価上はそれほど大きな津波ではないということで防潮堤も不要ということでそういう意味では守りやすいプラントの一つなのかもしれないという印象を持ちました」

大間原発を巡っては、原子炉建屋といった本体施設の安全性を確認するプラント分野の本格審査が６月から原子力規制委員会で始まっています。