県民会議には12人の委員のうち原子力の専門家など11人の委員が出席し、県と資源エネルギー庁が県内の原子力施設や核燃料サイクルの現状について説明しました。
去年11月に操業したむつ市の中間貯蔵施設には使用済み核燃料を入れた金属キャスクが昨年度1基、今年度は2基が運び込まれ、来年度には5基が搬入される予定です。
説明と質疑のあと宮下知事は委員からの率直な意見を県の原子力行政に反映させたいと述べました。
【県原子力・エネルギー対策県民会議 島田義也議長】
「福島の原発事故のあといろいろな分野の方々がいろいろな悩みを抱えてます一人ひとりの意見を率直に聴くという姿勢が大切だと思います」
このあと一部の委員は六ケ所村に移動し、六ケ所原燃PRセンターや核燃料サイクル施設を視察しました。
事業者の日本原燃は、再処理工場の完成目標を来年度中としています。














