調査は陸奥湾ホタテの生育状況を把握するため、春と秋の年2回実施されています。担当者がきのう引き揚げた養殖かごから貝を取り出し、死んだ貝の割合を調べたり、貝の大きさや重さを測定しました。
調査の結果、今年春に生まれた貝およそ2400枚は全滅、去年春に生まれた貝は121枚中120枚がへい死していたことが判明しました。
【むつ市漁協 木村司組合長】
「漁師は来年良くなるのではないか再来年良くなるのではないかという気持ちでやるしかない。そういうつもりで県も指導してくれている」
このあと、宮下知事と山本市長はむつ市、川内町、脇野沢、各漁協の担当者などと非公開で意見交換をしました。
【むつ市 山本知也市長】
「むつ市内は一昨年の高水温のへい死よりもさらにひどい状況と認識」「収入がないのに(税金を)払えと言われても困ると減免・延期という措置が取れないのかといった具体的な課題についてもお伝えいただいているので」「市町村としてやるべきところはしっかりやっていきたい」














