【むつ市 山本知也市長】
「本日、市町村の判断で銃猟の使用が可能となる緊急銃猟の対応マニュアルを策定いたしましたのでご報告いたします」
むつ市によりますと、マニュアルは、県が先月、市町村の担当者に示した銃器を使用した危険鳥獣の捕獲に対応するためのマニュアル案を参考に策定したということです。
マニュアルには緊急銃猟が実施可能となる条件として危険鳥獣が人の日常生活圏へ侵入している、または侵入の恐れがあるなど4項目を事前準備として年1回以上の机上訓練・実地訓練など5項目を掲げています。
市内では今年クマの目撃が相次いでおり、今年の目撃件数はきのう時点で前の年の12倍以上の1009件、捕獲頭数は前の年の45倍以上の181頭に上っています。
市によりますと、県内の市町村で緊急銃猟のマニュアルを策定したのは平川市、弘前市に次いで3例目だということです。













