【VTR】
きょうのごちそうは弘前市に。
「小堀さん、おはようございます」
「おはようございます」
「今日はよろしくお願いします」
「宜しくお願いいたします」
案内してもらうのは、小堀光男さんです。仕事のモットーは「まじめに」。
雪深いこの地域で育てているのが…
「春菊です」「冬陽春菊という名前で出荷しております。」
小堀さんの父の代から栽培をしている「冬陽春菊」。実は、一般的な春菊とはひと味違った特徴があります。
【小堀さん】
「冬の日差しが弱い時期の方が柔らかく育つので、えぐみが少なく食べやすくなっています」
日照時間が少ない津軽の冬は、農業に不向きのように思えますが、そのおかげで茎が柔らかく育ち、特有の苦みがマイルドになるそうです。ですから…
【小堀さんがおもむろに春菊を食べる】
【小堀さん】
「(食べる)うん、おいしい」
(Q.今シーズンの出来はバッチリ?)「バッチリです」
冬陽春菊は生で食べてもおいしいのです。
【中村かさねアナウンサー 試食】
「全然えぐみがなくておいしいです。華やか~」
そして、極寒の中でおいしい春菊が育つ秘密がもう一つあります。
【小堀さん】
「私の父が40年くらい前に温泉を掘り当てまして、それを冬の農業に活用しています」「当時は出る保証はないということですけれども、一か八か掘って掘り当てたようです」
温泉水をパイプに流して、ハウスの中を暖めています。土と春菊の青々しい香りも満ちていて、ここにだけ春が来ているようでした。
【冬陽春菊を運ぶ人】
(Q.それやっぱり(冬陽春菊に)タオル掛けるんですか?)「そうです。中と外の寒暖差で葉っぱが凍っちゃうんですよ。なので、外気に直接当たらないようにタオルを掛けています」(なるほど)
実は、小堀農園の皆さんが一番大切にしている作業はここから。冬陽春菊の太さと長さをそろえ、一本一本が重ならないよう丁寧に袋詰めします。
【冬陽春菊を袋詰めする人】
「売っているのを見て「小堀農園だ」ってすぐわかると思うんですよ。こうやって詰めいている春菊ってないと思うので。これが小堀の特徴、きれいに色鉛筆みたいに並んでいる春菊が特徴なので」
小堀農園に代々受け継がれてきた真面目なひと手間。これは確かに手に取りたくなりますね。
【冬陽春菊を袋詰めする人】
(Q.春菊はお好きですか?)「ここの春菊は好きです。元々は食べられなかったです」「かき揚げにしたり、肉巻きで焼いたりしています」
すき焼きの具材のイメージが強い春菊ですが、実はアレンジも様々。小堀さん親子の定番料理は…
【小堀さん親子 調理中】
光男さん特製、生の冬陽春菊が大胆に乗ったペペロンチーノ! 細かく刻んでニンニクと炒めた茎が、アクセントになっています。
【中村かさねアナウンサー 試食】
「おいしい」
ニンニクやベーコンの旨味が、春菊の爽やかな苦みを引き立てています。
「生だからこその風味。あと加熱すると甘みが際立つ感じがしますね」
生の春菊はシャキシャキ感を残しつつ、パスタの余熱でしんなりするので麺との相性もとてもよいです。
【小堀さん】
「味付けは塩だけなのでシンプルに春菊の味が楽しめると思います。」
そして娘の彩夏さんは、春菊とバナナ、ヨーグルトと蜂蜜を入れたスムージーを作ってくれました。
【中村かさねアナウンサー 試食】
「目覚めるおいしさ。おいしい」「全然苦み、えぐみが残らないで、スッキリしていて何にでも合うんですね」
【彩夏さん】
「暑い日も寒い日も朝早くから夜遅くまで頑張っている姿を見て、すごいなと毎日思っています」「まじめなしっかりしたお父さんだなと思います」
丁寧な人たちの心意気が伝わってくる冬陽春菊。冬を乗り越え春に向かっていく元気がもらえる、そんなごちそうでした。
【小堀さん】
「娘も食べておいしいって言ってくれますので。春菊を作るということが冬の自分の居場所みたいな感じになっています」
【スタジオ】
春菊美味しいんですよね。食べたくなりました。またビタミンCも豊富ということなんですけれども、これ体にいいだけじゃなくて、ああいう雪で真っ白な世界の中に鮮やかな緑があると気持ちも明るくなって、視覚からもなんかビタミン取れてそうな、そんな感じがします。
大胆なペペロンチーノ、春菊を主役に食べたいなと思います。 冬陽春菊はご覧の直売所※などで購入できます。以上「ごちそうみ」でした。
※購入できる場所
ふじの里(藤崎町)、アグリフリーマーケット四季彩館(弘前市)など















