2025年7月から動画の発信に力を入れて以降、10人以上の応募があり、4人を中途採用したといいます。
撮影の裏側を取材し、動画を通じて地域の活性化を願う社長の思いを聞きました。
ローカルネタ満載のクイズや、社長自らのキャラクターを押し出した社員募集の動画が注目を集めているのは、弘前市の建設会社永澤興業です。
以前はハローワークで求人募集をかけても、年間を通じて問い合わせがゼロ。
採用活動に悩んだ末に、社員からの提案で2025年7月からSNSの運用に力を入れ始めました。
今では10万回以上再生された動画もあるといいます。
【永澤興業 永澤学社長】
「正直これで効果あるのかなって最初は思ったんですけど、やる以上は思いっきりやろうと」
「こんなに反響があるものなんだって正直びっくりしました」
実際、どのように撮影しているかというと…。
【打ち合わせ】
「全部ボケなくてもいいですか?」
「好きなようにやっていただいて」
実は、動画の企画や撮影・編集をプロデュースするのは、自身もインフルエンサーとして県内の魅力などを発信している熊谷旺亮さんです。
自身で立ち上げたSNSコンサルティング会社の事業として、永澤興業のSNS運用を行っています。
【撮影の様子】
「津軽三味線の発祥地として知られる地域はどこ?」
「A.金木、B.大間、C.八戸」
熊谷さんが考えた台本をベースに、社長がアドリブで色を出していくスタイルで撮影は進みます。
今は、2027年度の新卒採用に向けた投稿に力を入れていて、月に1度5本程度の動画をまとめて撮影しているということです。
【永澤学社長】
「永澤興業でまっちゅーや!へばな!キリッ」
【熊谷旺亮さん】
「こんな感じです」
「9割アドリブです」
【永澤学社長】
「ありがたくて…。旺亮さんだからこそ、イケメン社長を生かしてくれているのかなと。
旺亮さん、ありがとうございます」
【熊谷旺亮さん】
「こちらこそ」
実際に永澤興業のSNSの動画を見たことがきっかけで、2025年9月に入社したという成田安依華さん。
建設業はまったくの未経験でした。
会社としては、女性で初めて現場職で活躍しています。
【未経験で入社 成田安依華さん】
「TikTokで会社紹介を見て、社長の人柄にほれたので応募させていただきました」
「毎日覚えることがたくさんあって飽きないですし、楽しくやりがい持って仕事できます」
【SNS運用をプロデュース 熊谷旺亮さん】
「(自分が)経験してきたことを使って、弘前や青森県の雇用に貢献できているのはすごくうれしいですし、お力添えをできるのであれば、今後もたくさんやっていきたいなと思っています」
動画の発信を通じて、採用だけではない効果を実感しているという永澤社長。今後は建設業で働く仲間を増やすとともに、地域全体の活性化にもつなげたいとしています。
【永澤興業 永澤学社長】
「うるせぇ、だまって俺についてこいっていうのは誰もついてこないんですよ」
「楽しみながら仕事できるっていうのは、今の若い人たちが求めているところなのかなと」
「作っている時に、楽しみながら苦労しながら、出来上がった時に共有できる仲間が増えていけば、弘前自体も建設業自体ももっと活性化していくんじゃないかなと思います。そうなってほしいです」














