道路が大きく陥没している場所や、電柱が折れるなど大雨の爪痕が今も残っている鰺ヶ沢町中村町上清水崎へと続く町道。
【田中大地記者】
「そして町道の先には、崩れた土砂が道を覆ってしまっています」
こうした状況を受け、町からの依頼で国土交通省の「テックフォースアドバイザー」としてきょう調査に入ったのは、弘前大学大学院理工学研究科の佐々木実講師です。
「テックフォースアドバイザー」は、災害現場で専門的な技術判断が必要な場合に、大学などの学識者から助言を受けるため新たに設けられた制度で、今回の派遣は東北で初めてです。
佐々木講師は、崩れた斜面の岩石をピッケルで割って地質を調べたほか、ドローンを飛ばし、上空から崩落した斜面の状況を確認しました。
斜面ではおよそ200万年以上前の古い地層の上に岩木山から運ばれた新しい地層が重なっていたことを確認し、ここが理由としています。
【弘前大学大学院 佐々木実講師】
「おそらくはその基層の境界のところを境目にして、上のものが滑り落ちてきたというふうに見ることができると思います」
鰺ヶ沢町は今回の調査で得られた専門家の助言をもとに、設計業者のほか国や県とも相談しながら、復旧方法を検討していく方針です。















