青森市で開かれた会合には県内の観光事業者などが出席し、2024年1月から11月までの宿泊者数や宿泊施設数の推移が報告されました。
それによりますと県内の宿泊施設数は532カ所で、最も多い福島県の3分の1未満となっています。
県内の施設の内訳をみると旅館の割合が全体の5割以上を占め他県に比べ高い一方、旅館の稼働率はホテルに比べ低いということです。
【プロジェクト推進委員会 末永洋一委員長】
「例えば西日本の方は温泉旅館などで『女将文化』があるんですよ」
「おもてなしの一部分ですが、そういったことはホテルではできませんので、旅館ならばできるようなものを本格的にやることによって、旅館全体の宿泊者も稼働率も上がっていくだろうと思っています」
また、26日の会合では冬場の観光需要の拡大についても取り組みを強化すべきといった意見が出ました。